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長距離フライトを快適に! 機内お役立ち情報

02/22/19 21:00 (ET)
Image: 長距離フライトを快適に! 機内お役立ち情報

4月の新年度を迎えるこの時期、ビジネスや学校の新学期などで日本へ行かれる方も多いのではないでしょうか? そこで今日は、長時間飛行機に乗る際に、ぜひ知っておきたいお役立ち情報をお届けします。

日本までのフライトとなるとロサンゼルスからおよそ11時間、ニューヨークからだと14時間もかかってしまいます。少しでも機内を快適に過ごすために、さまざまなグッズがあるのを皆さんご存知でしたか?

「エアクッション」は、空気で膨らませて使用するクッションです。抱えるように「抱き枕」として使えるほか、足元に置いたら「足置き」、そして小さなお子さんの「ベッド」としても活用できるんです。

「気圧調整耳栓」は、騒音を遮るだけではなく気圧の変化を調整してくれる飛行機用の耳栓です。離陸時の気圧変化による耳の痛みや不快感を軽減してくれるもので、自分で耳抜きができないお子さんなどにもオススメです。

このような便利グッズを活用するのもいいのですが、10時間以上のフライトとなると、やはり気になるのが、肌の保湿対策ですよね。

022219_1 長距離フライトの機内の湿度は20%以下になり、サハラ砂漠の平均湿度よりも乾燥していることになるんです。そこで今回、スキンケアのエキスパートで美容ライターの熊谷真理(くまがいまり)さんに、機内の乾燥からお肌を守るための保湿対策について教えていただきます。

熊谷真理さんは、「お肌にとって極度の乾燥は、シミ、くすみ、ニキビの原因となります。私自身保湿対策が不十分だったことで、ニキビができてしまった経験があります。その反省を踏まえて、現在私が機内に持ち込んでいるのが、こちらのアイテムです。トラベル用として、100ml以下のものを入れています」と語ります。

熊谷さんが、長距離フライトには欠かせないというオススメの保湿アイテムは、ローズウォーター、保湿クリーム、保湿スプレー、ワセリン、コットン、シートパック、マスク。すべて北米で購入できるものをご紹介いただきます。

機内ではじめに使うのは、お肌のコンディションを整えてくれる「ローズウォーター」です。

「こちら(WITCH HAZELROSE PETAL/THAYERS)にはpHを整える作用があり肌荒れを起こしにくい状態に整えることができます。コットンをひたひたにしパッティングして使います」

ローズウォーターの次は「シートパック」で、お肌に潤いを浸透させます。

「シートパックは保湿力高く長時間水分量を保つには最適なんです。こちらの製品(N.M.F AQUARING AMPULUE MASK EX./Mediheal)は保湿成分や密着度の高さがとにかく優れています。なかなか明るいところで使う勇気が出ませんが、消灯したタイミングで使うのがベストです」

そして最後に「保湿クリーム(Moisturizing Cream/CeraVe)」でお肌の水分を閉じ込めます。

「保湿成分であるヒアルロン酸やセラミドがたっぷり入っているため、乾燥した機内でも潤いを保つことができます。顔だけでなく全身に使える点も魅力です」

022219_2 シートパックをしない場合でも、ローズウォーターと保湿クリームである程度の乾燥をふせぐことができます。それでも乾燥する場合は、「保湿スプレー」を使います。

「日中の保湿剤やメイクの持ちを良くするアイテムです。この商品(Luminous Dewy Skin Mist/Tatcha)はメイド・イン・ジャパンのアメリカンブランドです。乾燥したと感じたら2〜3時間おきにスプレーをして保湿をします」

スプレーは人の迷惑になる事もあるので、化粧室などでご利用ください。くちびるはデリケートなので、低刺激な「ワセリン(Vaseline)」を使用します。

「アトピーの方でも使える低刺激な保湿剤で、私は主にくちびるの保湿に使用しています」

そして常に機内で着用するといいのが「ぬれマスク(のどぬ〜るぬれマスク/小林製薬)」です。

「保水フィルターが付いているのでのどや口周りを長時間保湿することができます」

また、機内でメイクをした人に向けて、熊谷さんは、「機内では、なるべくメイクをしないことをおススメめしますが、メイクをされたい方は、お肌に優しいミネラルファンデやお化粧の上からも使えるスティックタイプの美容液を使うのがおススメです。このスティック美容液は日本製なんですが、アメリカですとミルクメイクアップ(Hydrating Oil Stick/Milk Makeup)から発売されているので購入可能です」と教えてくれました。

そして、最後に水分補給の重要性を挙げる熊谷さん。「外からの保湿も大切ですが、一番は体内の水分補給です。一度にたくさんの量を飲むのではなく、こまめに分けて何回も飲むのがポイントになります。乾燥した機内の保湿対策、ぜひ皆さんもお試し下さい!」

飛行機だけではなく、乾燥する冬場には普段の生活でも使えそうですね。

ところで、アメリカと日本を結ぶフライトに、4月から新しい路線が加わることになりました。日本航空では3月31日から、シアトルー成田間の新期路線をスタートさせます。フライト時間はおよそ10時間。アメリカ本土と日本を結ぶ最短のフライトとなりますので、大きな魅力ですよね。さらにアラスカ航空との連携により、シアトルからワシントン州やオレゴン州など北西部の小さな街へのネットワークが充実し、ますます利便性が高くなりそうです。
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