娯楽

With コロナ 果物狩りの魅力

07/31/20 21:00 (ET)

新型コロナウイルスの感染拡大により、旅行や観光などが制限される中、「なかなか楽しみが見つけられない」という方も多いのではないでしょうか? そうした中で、今人気を集めているのが果物狩りです。果物狩りは広い農園で距離が保ちやすいため、感染に注意すれば家族で安全に楽しめるレジャーとなっています。

私たちが訪れたのは、ニューヨーク市から車でおよそ1時間。ニュージャージー州チェスターにあるアルステッド・ファーム(Alstede Farm)です。600エーカーもある広大な農園では、四季折々の野菜や果物をたくさん育てていて、農園を訪れた人たちは収穫体験をすることができます。この農園では、果物狩りのシーズンを迎え、訪れた人が新型コロナウイルスに感染しないように、さまざまな工夫をしました。

今回、リポーターのモンゴメリー花子が農園を訪れました。入り口にはソーシャルディスタンシングの看板やフェイスマスク着用を促す看板があります。以前は、チケットを入り口で購入することができましたが、現在は、オンラインで事前に購入し、決められた時間に入場するようになっています。これはお客さんの数をコントロールし、従業員との接触を減らすための工夫です。

アルステッドファームのマネージャー、カイル・ホルマンさんは、「入場者には箱をわたしています。その箱に採った果物を入れ、持ち帰ることができます。今は収穫した果物の量り売りはやっていません。そうすることで従業員との接触をできるだけ減らしています」と教えてくれました。

入場したら早速、畑に向います。園内は、徒歩で回ることも可能ですが、ヘイワゴンと呼ばれるトラクターの荷台に乗って、畑に行くこともできます。この乗り物も、乗車人数を減らし、運転手はこまめに手すりなどを消毒していました。広大な農園の景色を眺めながら、目的の果物畑に向います。

ホルマンさんによると、今の時期に採れる果物は、「今はブルーベリーとラズベリーが旬だね。もうすぐブラックベリーも旬を迎える。8月下旬からはリンゴのシーズンになる」とのことです。

たわわに実ったブルーベリー。美味しい実を摘み取るコツはあるのでしょうか?

「美味しいのは紫色ではなく、濃紺のものだよ。濃紺のものは熟しているんだ。それを摘めば簡単に採れるよ」

以前は、摘み取った果物をその場で食べることもできましたが、現在は、だ液などが付いて感染が広まらないよう、禁止されているそうです。20分ほどで箱いっぱいのブルーベリーを摘む事ができます。

このほかにも、ニワトリやウシなどの動物を間近で見られたり、採れたての果物を使ったアイスクリームを味わったりと緑に囲まれながらのどかな時間を過ごすことができます。

来園者に話を聞きました。「お客さんの数を制限していて安全だと感じた。ヘイワゴンも混んでいなくてよかった。農園には手洗い場などがあって、感染対策がしっかりしていると思う」「友達にもすすめるわ。安全で距離も保ちやすく、写真映えもするのでおすすめよ」

果物狩りは、英語で、「U-PICK」や「Pick Your Own」と呼ばれ、8月から9月にかけても北米の至る所で楽しむことができます。アメリカでは各地の特産物がこれから旬を迎えます。

ニューヨーク州やニュージャージー州では、8月はブルーベリー。9月にはリンゴ。カリフォルニア州では、8月はモモ、9月にはブドウやラズベリーなど。ワシントン州では8月から、全米ナンバーワンの生産量を誇るリンゴの収穫が始まります。ジョージア州では8月はモモやブルーベリー、9月にはナシなど。ミシガン州では8月はブルーベリー、9月にはアジアンペアーなどの収穫を体験できます。

自然の恵みを満喫できる、果物狩り。皆さんもこの夏、行ってみてはいかがでしょうか?

現在、アメリカでは多くの州で果物狩りを安全に行うためのガイドラインが作られています。州によっては、使い捨て手袋の着用が求められるところもあるそうです。詳しい情報は、果物狩りを行なっている農園や州のホームページに書かれていますので、事前にチェックしてください。
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