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天然のピンク色でフルーティーな味わいの「ルビーチョコレート」の魅力:自宅でも簡単にできるルビーグラノーラボウルのレシピも紹介

02/08/21 10:14 (ET)

今年のバレンタインギフトを「いつもとはちょっと違うものにしたい!」と思っている方におすすめなのが、天然のピンク色で、フルーティーな味わいの「ルビーチョコレート」。その魅力をお伝えします。

2017年に新たなチョコレートとして発表された「ルビーチョコレート」。エクアドルやブラジルなどで採れる、ルビーカカオと呼ばれる品種の豆を特別な方法で焙煎することにより、天然で鮮やかなピンク色が生まれるといいます。ダーク、ミルク、ホワイトに次ぐ、第4のチョコレートとして注目を集めている「ルビーチョコレート」ですが、従来のカカオとは全く違う味わいが楽しめるそうです。

このチョコレートを開発した、スイスのチョコレート製造メーカー、「バリー・カレボー(Barry Callebaut)」社のシェフ、マーティン・ディエズさんに話を聞きました。

「ルビーカカオはユニークな色と味わいを生み出します。チョコにするとカカオフルーツの持つ酸味と滑らかさが味わえるんです。ほどよい酸味によって味覚が広がり美味しさが長続きします。シェフとしてルビーチョコの魅力は食材とのペアリングによって新たな味を創作できることです」

従来のカカオチョコレートは、カカオ豆を乾燥・焙煎して作ります。色は茶色く、強い苦味が特徴です。一方、ルビーチョコレートは、ルビーカカオフルーツが持つ酸味を生かしたままカカオ成分を抽出することで、カカオそのものが持つ鮮やかなピンク色を保ったまま、フルーティーでさわやかな味わいが生まれるんです。この自然な味わいは、チョコレートの可能性を広げるものとなりました。甘酸っぱさが特徴のルビーチョコレートですが、日本の食材とも相性が良いといわれ、そうした商品を販売している店もあります。

ニューヨークの「フレアチョコレート(FLAIR Chocolate)」のシェフ、ジーニー・グォンさんは、「ルビーチョコをベースに緑茶と玄米を加えることでナッツのような濃厚さも味わえます。ルビーチョコは今までにない新しいチョコで使いたい食材をルビーチョコが引き立ててくれると思いました。それに見た目がかわいらしいのもいいですね」と話してくれました。

食材とペアリングすることで、楽しみ方がより増えるというルビーチョコレート。ではどんなものと相性がいいのでしょうか?

ディアズさんにうかがいました。「酸味があるのでベリー類とも合いますし、かんきつ類とも合います。レモンやオレンジ、中でもグレープフルーツがおすすめです。果物はもちろん、お茶 コーヒーやナッツとも相性抜群です」

華やかなピンク色が見た目にも楽しいルビーチョコレートは発売以来、チョコレート菓子やアイスクリームなどさまざまな形で商品化されています。また最近ではスーパーマーケットなどでも手軽に手に入るようになってきています。そこで、自宅でも簡単にできるオススメのルビーチョコレートレシピを教えて頂きました。作るのは、ルビーチョコレートの持つ爽やかさと酸味が食欲をそそる、ルビーグラノーラボウルです!レシピは下記を参照してください。

見た目にも華やかで食事としても楽しめるルビーグラノーラボウル。皆さんも作ってみてはいかがでしょうか?

実際に食べてみると、とてもフルーティー。この味が天然というのが驚きです。皆さんもぜひ食べてみてください。

ルビー グラノーラボウル



<材料>
スライスアーモンド 30g
オーツ         35g
カカオニブ      10g
そば茶         5g
ピスタチオ       15g
はちみつ        15g
ブラウンシュガー   18g
バター         15g
ルビーチョコレート  40g
ヨーグルト(グリーク) 100g
お好みの果物     適量


<作り方>
(1)はちみつ、ブラウンシュガー、バターを鍋に入れ火をかけ焦がさないように溶かす。

(2) 溶けたら鍋底を手で触れるぐらいまで冷まし、スライスアーモンド、オーツ、カカオニブ、そば茶、ピスタチオを鍋に入れ混ぜる。

(3) よく混ざったら、そこにルビーチョコレートを入れ軽く混ぜ、バットに移し広げておく。

(4) ボウルにヨーグルトを入れ、その上にお好みの果物を飾り付ける。

(5)先ほど作ったグラノーラも飾り付ける、その上にお好みでドライチェリーやハイビスカスを飾れば完成。



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