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地元ライターが教える「ラスベガスならではのおすすめ作品3!」

11/23/18 21:00 (ET)
Image: 地元ライターが教える「ラスベガスならではのおすすめ作品3!」

今回の特集はラスベガスの話題です。ラスベガスでは、さまざまな種類のショーを1年中楽しむことができますが、ラスベガスを訪れたらぜひ見てほしい、おすすめのショーを、地元情報誌のライター、アーカス・吏津子さんに紹介していただきます。今回は特に、「ラスベガスならではのおすすめ作品3つ」を紹介します。

 ショービジネスの中心地、ラスベガス。毎日大小合わせて100を超えるショーが行われています。制作費が100億円を超えるロングランショーのほか、小さな劇場で手頃な金額でみられるショーも多く、選択肢は無限にあります。アーカスさんが教えてくださったのは…。 「まずご紹介したいのが、こちら。マイケル・ジャクソンをテーマにしたシルクドソレイユによるショー『マイケルジャクソン・ワン!』です」

112318-1 世界トップクラスのエンターテイメント集団シルクドゥソレイユが2013年に始めたこのショーは、「ビートイット」「スリラー」「ブラックオアホワイト」など、30曲以上のマイケル・ジャクソンのヒット曲に、華麗なアクロバットが融合したエンターテイメント。ラスベガスでしか見ることができません。アーカスさんは、「このショーの見所の1つは高度なプロジェクションマッピングです。27台ものプロジェクターを使って作り出されるマジックさながらの演出に多くの観客が圧倒され、歓声が上がります」と注目ポイントを教えてくださいました。そして、アクロバットチームの中には日本人パフォーマーが7人出演中で、「スムーズ・クリミナル」の曲に登場します。彼らの活躍にも注目してみてください。

 アーカスさんが続いて紹介するのは… 「ラスベガス名物のこちら! 男性ダンサーが大活躍する『Chippendales(チッペンデールズ)』です!」

マッチョな美男子10人のダンサーが入れ替わり立ち替わり、衣装やセットを変えて登場するストリップショー。客の9割が女性という、女性にお勧めのショーです。

 ダンサーのお2人にショーの魅力をお聞きしました! ライアン・ウォーリーさんは、「このショーは色んな楽しみがあります。最新の音楽やダンス。色んな妄想に対応しているよ。女の子をステージに上げたりするから、ショーを楽しんでもらえると思います」と話してくれました。また、ライアン・ケルシーさんは、「ステージに上がりたいなら騒いだ方がいいよ。バースデーガールや新婚ほやほやと書いたタスキをかけるとか、光るライトを持つとか、音を鳴らしたりすると、呼ばれる確率は高い。僕らも一緒に楽しみたいからね」と楽しむコツを伝授してくれました。

 そして、特別にバックステージをみせてくれました。 「これから実際に衣装替えをしている場所を見せるよ」「マジックの舞台裏だよ」「今夜のショーの小道具に、バイク、工事現場のセット」「壁に過去の伝説ダンサーの写真が貼ってあるんだ」「 こっちは各ダンサーのロッカールーム。これは僕のロッカー。出演シーンの衣装があるよ。 カウボーイにミリタリー、警察官もある。好きなものを言ってくれれば何にでもなるよ」

最後に、2人からのメッセージです。「ラスベガスに来たら僕らに会いに来てね!」

 アーカスさんが最後に紹介してくれたのは…「観客参加型のユニークなショー『Tony & Tina's Wedding』です」

このショーの会場はホテルの中にあるレストラン。イタリア人の結婚式に、観客は「招待されたゲスト」という設定の、ユニークなディナーショーです。新郎新婦、親族、友人、神父、カメラマンなど全員役者なんです。ショーが始まると 酔っぱらった新婦の元カレが乱入し…。結婚式は、トラブルだらけ! ドタバタ劇から目が離せません。観客は、そんなドラマを目の当たりにしつつ、余興では、役者と一緒になって踊り、結婚式を楽しみます。

 このショーのプロデューサー、ジェフ・ギトリンさんは、「17年ラスベガスで何千回もショーをやっています。この街で最もロングランのディナーショーです。観客がショーの一部になるというアイディアは型破りでした。6歳の男の子から90歳のおばあちゃんまで、年齢に関係なく誰でも楽しめるんです」と話してくれました。

112318-2  新郎新婦役のお二人(トニー役:ジョーイ・ベン・シモンさん、ティナ役:ブリオン・ジュネイさん)にお話を伺いました。

「僕らの演技は観客に影響を与えていると思う。誓いの場面で泣いている人もいる。僕らは手を取り合い結婚して、でもケンカして怒鳴り合うと『ケンカはやめて』って仲裁に入る人もいる」「毎晩反応が違うので面白いわ。元気がないお客さんでもショーが始まると一緒に盛り上がれます。1日のリセットボタンを押したような感じ。帰る時には全く違う気分になっているわ」

 観客たちは、「本当の結婚式のようだったわ! ケンカ、議論そして楽しみ!」「音楽・ダンス・歌手・役者たち…。食事も最高!」と感想を教えてくれました。  最後にアーカスさんからのメッセージです。

「 ラスベガスには、豪華でお客さんも一緒に盛り上がる、ラスベガスでしか体験できないショーがたくさんあります。ぜひいらしてください!」  スタジオの辛源は、「どのショーも面白そうですね。ジャンルの違うショーが盛りだくさんで毎日観に行っても飽きなさそうです!」とコメントしました。
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