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日本文化の魅力を紹介「JAPAN 2019」

04/05/19 21:00 (ET)
Image: 日本文化の魅力を紹介「JAPAN 2019」

現在、アメリカでは文化、芸術を通して日本の魅力を紹介する「JAPAN 2019」が行なわれています。その公式企画として行なわれたイベントの様子と今後どのような企画が開催されるのかをご紹介します。

先日、ニューヨーク・マンハッタンにあるプレイステーション・シアターで「美少女戦士セーラームーン」のパフォーマンスショーが行われ、コスプレに身を包んだアニメファンが大勢集まりました。

040519_1 2次元のアニメを3次元のステージ上に生かす演出で構成したこのようなショーを「2.5次元ミュージカル」と呼びます。これは近年、日本で生まれた新しい形のミュージカルです。

日本2.5次元ミュージカル協会代表理事の松田誠さんにお話をうかがいました。松田さんは、2.5次元ミュージカルについて、「漫画やアニメでもなく、舞台でもない。この中間点をやるっていうことで、『2.5次元ミュージカル』と言っています。2.5次元は昨年だけでも170タイトルぐらい公演されていて、日本では実はものすごくブームになっていて、それをぜひ海外の人に見てもらおうと思って今回のトライアルをしている感じです」と解説します。

この企画は国際交流基金が中心となり、日本の文化、芸術を紹介する事業「JAPAN 2019」の公式イベントとして行なわれました。

国際交流基金ニューヨーク日米センター副所長の松本健志さんは、「JAPAN 2019」について、「来年2020年は東京オリンピックが開催されるということもありますので、今年その1年前ということで、アメリカにおいて日本文化、芸術の魅力を集中的に紹介する事業として『JAPAN 2019』というのを開催しております」と解説しました。

040519_2 現在、ニューヨーク、メトロポリタン美術館で行なわれている「源氏物語」をはじめ、クリーブランド美術館で行なわれる「神道(しんとう)〜日本美術における神性の発見」展、ニューヨークでJポップのアーティストが集う祭典、「ジャパンナイト」、ワシントンDC、そしてロサンゼルスで行なわれる「日本美術に見る動物の姿」展など、このほかにも12月まで、さまざまな場所で展覧会や公演を実施する予定です。

松本さんは、「アメリカにお住まいの日本の方々にもぜひこの機会にアメリカで、日本文化の素晴らしさ、魅力を再確認、再発見していただければと願っておます」と呼び掛けました。
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