レシピ

パーティやおもてなしにもぴったりな「飾り巻き寿司」の作り方

10/18/19 16:30 (ET)
Image: パーティやおもてなしにもぴったりな「飾り巻き寿司」の作り方

日本には「飾り巻きずし」という、ユニークなおすしがあるんです。今回はパーティーやおもてなしにもぴったりな飾り巻きずしの作り方をご紹介します。

「飾り巻きずし」とは、花や動物、キャラクターなどの絵柄を、おすしで作ったものです。「細工ずし」「太巻きずし」が発展してできたといわれています。

飾り巻きずしの中でも基本と呼ばれるのが「花の巻きずし」。缶のビーツの汁などを使ってご飯を色付けし、海苔で巻いて、それぞれのパーツを作ります。そのパーツを組み合わせていくと…。お花の形が見えてきました。カットすれば、あざやかな花の図柄が現れます! 見た目も楽しく、食べて美味しいと、近年、注目を集めています。

ニューヨーク、マンハッタンでも飾り巻きずしのクラスが開かれています。図柄が見えるように考えながら組み立てて行くため、工作的要素が強く、すし作りが初めての人でも気軽に楽しめると人気です。

生徒たちに話を聞きました。「手を使って作れるのは楽しい。細かいので少し難しいけど、とても楽しいです」「計量は少し大変だけど、指示が的確で僕でもできた。いい感じにできたと思うよ」

この時期にぴったりな、ジャック・オー・ランタンやガイコツの図柄の飾り巻きずしが出来上がりました!

飾り巻きずしの作り方を飾り巻きずし検定1級のインストラクター、ベルモンテ浩代(ひろよ)さんに教えていただきました。

作り方は下記のレシピを参照してください。

ベルモンテさんは、「見た目にかわいらしく、パーティーやおもてなしにもぴったりな飾り巻きずし、皆さんもぜひ作ってみてください」とすすめてくれました。

それにしても、日本では飾り巻きずし検定っていうのがあるそうですよ! ベルモンテさんのクラスでも基本的な作り方を学べるそうです。

ジャック・オー・ランタンの飾り巻きずし



<材料>
・すし飯(白) 260g
・人参(茹でてミキサーにかける) 30g
・きゅうり 10㎝×3 +へた用×4 
・海苔 1×2枚、1/3×3枚、1/2×1枚、1cm×3



<作り方>
(1) すし飯を計る。

(2) すし飯に人参を加えて色付けする。80グラム、50グラム、25グラム×4、15グラ ム×2ずつ分ける。

(パーツ作り)
(1) きゅうりを三角に切り、1/3の海苔でそれぞれ巻く。

(2) かまぼこに縦三本切込みを入れ、1cmの海苔を間にはさみ、1/2の海苔で全体を巻く。


(組み立て)
(1) のり1と1/2をつなぎ巻きすの上に置きます。両端を5cmずつ残して酢飯80グラムを均等に広げる。

(2) ご飯の中央に平らな面を上にして口を置き、25グラムのご飯を広げ、口の中央にきゅうりの角を下にして置く。

(3) 口の両端のすき間を埋めるように各15グラムのご飯を置き、きゅうりの両側に各25グラムのご飯を鼻の高さと揃えてのせる。

(4) 鼻両側のご飯の上に角を上にしてきゅうりをのせ、きゅうりの目の間に25グラムのご飯をのせる。

(5) 50グラムのご飯をのせてまとめる。

(6) 片方ずつ海苔を重ね合わせる。


(仕上げ)
(1) 4等分に切る

(2) 頭のてっぺんに切込みを入れきゅうりを差しこむ。



花の飾り巻きずし



<材料>
・すし飯(白) 125g
・すし飯(ピンク)125g(ビーツ汁で色付けする用)
・チーズかまぼこ 1本
・ビーツ汁 適量
・ほうれん草(きゅうりでも代用可) 10センチ×5本
・海苔 1/2枚、1/6×6枚
・白ごま 適量



<作り方>
※飾り巻寿司は、先に中のパーツ部分を作成し、最後に全体を作成する。
(1) すし飯を計る。

(2) ピンク用のすし飯にビーツを加えて色付けする。25グラムずつ分ける。

(3) 海苔3枚を1/3に折りたたんでカットする。

(パーツ作り)
(1) ピンクのすし飯を、1/3にカットした海苔にのせ、巻きすは使わず指で押さえながら巻く。これを5本作る。1本ずつ巻きすに乗せて転がし、形を整える。


(組み立て)
(1) 巻きすの上に花弁のパーツを3本乗せ中央にチーズかまぼこを乗せる。残り2本の花弁のパーツを乗せ、花の形に整える。

(2) 5か所の谷間にほうれん草を1本ずつ入れる。

(3) のりバンド2本を1周させ崩れないように止める。

(4) 巻きすの上に 海苔1枚と1/3にカットした海苔をのせ。少量のすし飯でつなげる。

(5) 白のすし飯を一口大残し、すし飯を向こう側4cm残して均等に広げる。

(6) 好みで白ごまをふり、花のパーツを広げたすし飯の中央に乗せ左右から巻き上げる。

(7) すし飯が端まである側を最初に閉じ、反対側を軽く引っ張りながら最後まで閉じる。すし飯が届かないようなら調整用のすし飯を足す。

(8) ラップで包んでおいて、4等分に切る。




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