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新型コロナウイルスの感染拡大の影響 最新の航空事情

07/17/20 21:07 (ET)
Image: 新型コロナウイルスの感染拡大の影響 最新の航空事情

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、飛行機を使った旅行や出張を控えているという方も多いと思いますが、社会経済活動の再開に伴って、これからは飛行機に乗る機会が増えてくるのではないでしょうか? そこで、今回の特集では、最新の航空事情について旅行代理店の責任者の方にお話を伺いました。

新型コロナウイルス感染拡大で、深刻な影響を受けている航空業界ですが、空の便の現状はどうなっているのでしょうか。IACEトラベルの中田勝子さんに聞きました。

中田さんは、「4月や5月に比べて、便数は増えてきているものの、現在もアメリカ国内のフライトで通常の30%程度の運行状況になっています。日本へのフライトは、現在でも通常の20%程度です」と話してくれました。

このうち、羽田と成田を合わせた東京行きについては、7月は5つの航空会社が定期便を運航しています。アメリカの航空会社(デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空)は3社が週に合わせて43便を運航しています。日本航空(JAL)と全日空(ANA)も全米5つの都市から、週に合わせて31便を運航しています。

では、空港の利用時、以前と比べて変わっているのはどんなことでしょうか?

「各航空会社はカウンターや搭乗ゲートに飛沫ガード版を設置したり、ソーシャルディスタンシングを推奨したり、消毒液の設置や消毒用ウェットティッシュの提供などを実施しているようです。また、空港保安検査場を通過する際に、搭乗券を旅行者自身でスキャンし、その後、検査員が目視で確認できるようにしていたり、通常であれば、機内へ100ミリリットル以上の液体、ジェルは持ち込めませんが、現在、355ミリリットル(12オンス)以下のハンドサニタイザー1点の持ち込みは許可されています。そして、現在、空港内での飲食に関しても、お店が開いていなかったり、路線によっては機内サービスを停止しているところもあるようです。手荷物の中に、おなかが空いた時に食べられるものを持参することをおすすめしています」

さらに機内での取り組みについて、中田さんは、「機内は空気循環設計がされており、換気の徹底をしているほか、病院の手術室などにも使われるフィルターで空気をろ過するなどしていて屋外のような環境を整えていると航空会社から聞いています。また、消毒の徹底、機内乗務員のマスク・手袋の着用のほか、可能な限り座席間にスペースを設けることで、安全面への配慮が実施されていると航空会社から報告を受けています」と教えてくれました。

さらに日本への入国は、現在も水際対策が行われ、アメリカ、カナダ両国は7月末までは対象になっています。このままの状況では8月も対象になると中田さんは予想しています。

入国時、具体的にどのようなことが求められるかについては、「空港の検疫所において、質問票の記入、体温の測定、症状の確認などが実施されます。次にPCR検査が実施されます。これは現在全員に義務付けられています。検査結果が出るまでの間、1日〜3日間は指定場所で待機が求められます。そして国内において公共交通機関の使用自粛が求められます。さらに、入国翌日から14日間は自宅や自身の確保した宿泊施設などで待機することが要請されています」とのことです。

また、中田さんは、逆に日本からアメリカに帰ってきた人に対する入国時の検査は「原則ありません」という。ただし、「入国から14日間、ホテルなどの宿泊施設や自宅などにて待機を命じられます。また公共交通機関やタクシーの利用を控える方が多いようです」ということを教えてくれました。

アメリカ国内での移動に関しては、現在、ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州において直近7日間の平均で陽性者数が10万人あたり10人以上、または陽性率が10%以上の州からの移動者に対して14日間の自主隔離を義務付けています。「違反者には罰金が科される場合があります。また、シカゴ市においても感染が拡大する他の州からの移動者に対して14日間の隔離命令を出しています。ハワイ州でも、州外からの旅行者に対して14日間の隔離を現在義務付けています」とのこと。ただし状況は、日々刻々と変わっています、と中田さん。「飛行機を利用する際には、航空会社や渡航先の状況を確認するようにしてください。私共のホームーページでも、随時情報を更新していますので、そちらもご利用ください」と呼び掛けました。

IACE
www.iace-usa.com


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