アート

日本人アーティストたちの展示会「Emerging TOKYO」& NYに大型百貨店オープン

12/13/19 10:03 (ET)
Image: 日本人アーティストたちの展示会「Emerging TOKYO」& NYに大型百貨店オープン

まずはアートの話題です。近年、草間彌生さんや村上隆さんのように、日本人の現代アーティストが世界で活躍され人気を集めています。先日、ニューヨークでは、これから世界で注目されそうな日本人若手アーティストの作品を集めた展示会が開かれました。

ニューヨーク、マンハッタンにあるホワイトボックス・ハーレム・プロジェクトスペースで日本の若手現代アーティスト12名の作品を集めた展示会、「Emerging TOKYO」が開かれました。

オープニングレセプションでは、今回のアーティストの一人として選ばれた、神田さおりさんがライブパフォーマンスを披露し、観客を魅了していました。この展示会の主催者、「タグボート(tagboat)」はアジア最大のオンラインギャラリーで、日本の現代アートの市場拡大、そして若手アーティストの育成に力を入れている会社です。

株式会社タグボード代表取締役の徳光健治さんに話をうかがいました。「日本人の作家の特徴って、細かく描けるとか、超絶技巧とかそういうものが多いんですけど、あっと驚くようなヒントが隠されていたりとか、デザイン的な美しさがあったりとか、コンセプトの面白さ。そういうものをニューヨークの人たちから見ても、これは面白いなと思われるものをあえて選ばせていただきました」

展示されたアートの中には、「ヘタウマ」アートとして知られる、漫画家のしりあがり寿さんの作品をはじめ、足立篤史さんの古い新聞紙を使ったインスタレーションや、ひらのまりさんのステンドグラスで作ったフードサンプルなどさまざまな形のアートがありました。

中でも注目を集めていたのが、お掃除ロボットを使って描いた作品です。アーティストの山口真人さんは、「アートって一番人間らしい仕事だけど、それも機械がやっちゃった時に、『僕の存在って何だろう』みたいな。そういうのを答えはないんですけど、そういう疑問を絵で表現できないかなっていう感じで機械を使って作品を作っています」と解説してくれました。

この他にも、あたりさんの水中に浮かぶ時計の秒針の動きがあえて一定ではないように仕掛けが施された作品など、テクノロジーやサイエンスをアートに組み込んだものが際立っていました。

来場者からは、「テクノロジーを融合した作品など興味深いね」「各作品が見る人をその世界観に引き込むようで魅力的でした」といった意見が聞かれました。

徳光さんは、「新しいアート、こういうサイエンスとかテクノロジーを上手く組み合わせてやっていくのが日本の新しいアートの一つなのかなと思いますね。そういう作家さんを応援していきたいし、これからもそういう作家さんを売っていきたいなと思います」


「NYに大型百貨店オープン」

次もニューヨークの話題です。先日マンハッタンに新たに大型のデパート「ノードストローム」がオープンしました。マンハッタンの中心部に大型百貨店ができたのはおよそ100年ぶりということで、その魅力をお届けします。

コロンバスサークルの向かいに、華々しくオープンした「ノードストローム」のフラッグシップストア。売り場面積は、およそ3万平方メートル。7フロアからなる店内は、広々とした空間で、ゆっくりと買い物を楽しむことができます。ノードストロームは、1901年にシアトルで靴屋として創業。現在では、全米百貨店第2位の規模を誇り、グループ全体で381の実店舗を持っています。

ノードストロームNYC副社長のクリス・ワンレスさんは、「この店が完成するまでに10年以上の歳月がかかりました。ニューヨーク市に店舗を持つのは念願でした。多くのスタッフが世界中の百貨店へ足を運びました。私はアジアを中心に東京の伊勢丹にも行き、どのように運営しているか学びました。世界中の素晴らしい百貨店を手本にしてノードストロームらしい店舗を展開できればと思っています」と話してくれました。

ノードストロームは、顧客第一主義を掲げ、洋服のお直しやギフト相談などさまざまなサービスを展開しています。ニューヨークのフラッグシップストアでも、お店で快適に過ごすための工夫が至るところにされているそうです。

ワンレスさんは、「お客さまが来店した時に満足してもらえるように、お店で飲食が気軽にできる空間を作りました。モバイルテクノロジーを使って靴を選んだり、試着したりしながら飲食を頼めるシステムにしています。試着室も工夫しました。試着室にあるタッチスクリーンで店員を呼べたり、お直しをリクエストしたりすることができるようにしました」

さらに実店舗を持つことは、オンラインの売り上げにもつながると言います。「ニューヨーカーが私たちに期待することは、もっと気軽に買い物をできるようにしてほしいということでした。ニューヨークの人は大抵忙しいので、あまり時間がないのです。オンラインで買って、店舗でピックアップや届けるサービスは喜ばれています。このストアに在庫があれば、その日のうち、もしくは翌日には商品を受け取ることができるようになりました」

クリスマス商戦まっただ中の今、ノードストローム・ニューヨークにも多くのユニークな商品がありました。中でもオススメの商品は?

「カスタマイズして一点ものにするのは個性が出ていいですね。デニムジャケットや靴、携帯ケースなど、既製品にちょっと個性を加えるのはとても人気があります」

さらにギフトラッピングを無料でしてくれるので、忙しいこの時期にはピッタリです。ノードストロームが掲げる顧客第一のサービスでニューヨーカーの心をつかむことはできるのでしょうか?

ニューヨークでは老舗のデパートが次々に撤退していますが、その中であえて新しい店舗を出したノードストロームの挑戦に注目ですね。
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