美容/健康

夏に日焼けした肌の炎症を抑えてくれる「アロエ石けん」の作り方

06/24/16 0:00 (ET)
Image: 夏に日焼けした肌の炎症を抑えてくれる「アロエ石けん」の作り方

石けんを手作りして20年の青木沢美さんから、夏に日焼けした肌の炎症を抑えてくれる「アロエ石けん」の作り方を教えてもらいました。アトピー性皮膚炎だった娘さんのために始めたのがきっかけで、自然の成分を原料にして作る石けんで、娘さんの症状はみるみる改善したそうです。現在、青木さんは、赤ちゃんからお年寄りとそれぞれの肌質に合った石けんの作り方をクラスで教えています。

まずオリーブ、ココナッツ、パーム、大豆の4種類の植物オイルを火にかけ、混ぜ合わせながらカ氏110〜120度まで温めます。水を入れた容器に苛性ソーダを混ぜると化学反応が起きて温度が上昇するので、ふたをして水に浸けてオイルと同じ温度まで冷やしてください。それをオイルと混ぜ合わせるとグリセリンができます。それをかき混ぜ、40〜50分置くとクリーム状になってくるので、ローズマリー、アルガンオイル、すりつぶしたアロエを加え、5〜10分ほど混ぜてください。それを型に流し込み、ふたをしてタオルで包んで24時間寝かせます。それを3週間以上日陰干しして中の成分が十分に中和されたら石けんの出来上がりです。

詳しい作り方はこちらです。

アロエの手作り石けん 12〜16個分


<材料>
ベース:
オリーブオイル・・・420ml
ココナッツオイル・・・300ml
パームオイル・・・350ml
大豆オイル・・・350ml

水道水 または精製水・・・450ml
苛性ソーダ・・・200グラム

☆アロエ石けん用:
アルガンオイル・・・大さじ1
ローズマリーの精油・・・大さじ1/2
アロエのすりつぶしたもの・・・大さじ1.5

<道具>
鍋、はかり、 へら、泡立て器、温度計
ふたつきのプラスチック容器 *ふたには数カ所穴をあけておく
大きめのプラスチック容器
石けんの型になるもの(ヨーグルトカップ、お弁当箱など)
タオル、ゴム手袋、長袖、新聞紙
お酢を入れた霧吹き器 *苛性ソーダが肌に付着した際洗浄する用

<注意点>
苛性ソーダは強いアルカリ性で、皮膚に付着すると火傷してしまうなど危険ですので、使用の際は必ず長袖・手袋を着用。 石けん作りは外で行うか、室内の場合、換気扇は強にします。
なお、苛性ソーダは腐食性があるので、アルミニウム、銅、テフロンなどの素材の容器は使用禁止です。

<作り方>
(1) 鍋にオリーブオイル、ココナッツオイル、パームオイル、大豆オイルを入れ、華氏110〜120度まで温める。

(2) プラスチック容器に水道水、または精製水を入れそれから苛性ソーダをゆっくり入れていく。
  *ここからの作業は、必ず長袖・手袋を着用。

(3) (2) にふた(穴があいているもの)をして、水につけて、華氏110〜120度まで冷ます。

(4) (1)と(3)が同じくらいの温度になったら、プラスチックの容器に(1)、続いて(3)をいれ、40〜50分ゆっくりかき混ぜる。

(5) (4)がクリーム状になってきたら、アルガンオイル、ローズマリー、そしてアロエのすりつぶしたものを入れ、5〜10分(固くなりすぎない程度に)かき混ぜる。

(6) (5) を型に流し込み、ふたをしてからタオルで包む。そのまま24時間放置。

(7) 24時間経ったら、型から抜き出し、石けんを好みの大きさにカットする。
*この時も手袋を着用する。

(8) 石けんを日陰で3週間乾かしたら、完成。
*必ず3週間以上乾かしてから、ご使用ください。


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